雑記
Amazonのプライムデーで日用品まとめ買いしようかな、と思って洗剤やらの在庫を確認したら、前回のプライムデーでまとめ買いした洗濯洗剤の在庫がたっぷりあった。なんか悔しいな。
読んだ本・マンガ
リンクはAmazon。
米澤穂信のミステリ小説。最近文庫化したので買った(kindle版だが)。
戦国末期、織田信長に謀反した荒木摂津守村重が立てこもる有岡城を舞台としたミステリィ。ミステリィ自体もおもしろかったのだが、同時に時代小説としてもおもしろかった。戦国の世、戦国武将の死生観や宗教観の描写がリアルで、包囲下の城内という異常な緊張感が作中に漂っていた。ミステリィと他のジャンル小説の融合というと、ファンタジー世界でのミステリィを描いた折れた竜骨があるけれど、ミステリィの文法を守ったうえで、ジャンル小説としての魅力も備えているのはさすがの筆力だと思う。
文庫版の巻末には職業はドイツ人ことマライ・メントライン氏による解説がある。メントライン氏による解説もさすがで、本文を読み終えたときの「なんか凄いものを読んでしまった」という気持ちが的確に言語化されていた。良い解説は作品理解の解像度を高めてくれるのだなぁ。
ゲーム
うたわれるもの 散りゆく者たちへの子守唄
ストーリークリア&トロコンまで。
終盤の登場人物は行動原理がよくわかんなくてストレスが溜まった。逃げられないように足の腱を切った孫娘を他国の王の側室に差し出す男が武人扱いなのはマジで理不尽だと思った。そのキャラクターが嫌いすぎて、強制出撃ステージでもそのキャラクターを戦線に参加させないというセルフ縛りプレイをしていた。
ストーリーについて、シャクコポル族が報われなくて哀れだった。ただまぁ、ハウエンクアみたいな人物を重用していたあたり自業自得感もないではない。クーヤは何を思って彼を右大将に任じたのだろうね。
エンディングでオボロが抱いていた赤子、ユズハの子なのだろうか。ということはハクオロは柚葉を抱いたのか。まぁなんかユズハやオボロはそれを望んでいたけれど、一般論として、病人に出産を強いるのはどうなのだろうか。そのせいでユズハが死んだ可能性まであるように思われるが。(それでも子を成したかった、ということだろうか。まあ、そういう考えもあるかもしれない。)
そういえば、エンディング後のトゥスクルの国はだれが治めたのだろうか。実務能力的にはベナウィなのかという気もするが、彼はケナシコウルペの将だったし、トゥスクルの皇を継ぐのは世間体が悪い気もする。叛乱初期のメンバーはエルルゥ・アルルゥ・オボロを除いてすでにこの世を去っており、オボロが国を去ったことを考えると、消去法でエルルゥだろうか。まぁでもエルルゥはトゥスクルの孫、ハクオロの妻であるのだから、国を継ぐ資格は十分にあるようにも思われる。統治能力については未知数だけれど、まぁ、ベナウィがその分頑張るのだろう。
クリア後はトロコンのためにアイテム集め。演習を4回ずつやるのはまぁまぁ面倒。蒐集品などについては、条件を満たせば確定ドロップ?のようなのであまり苦労しなかった。
特別戦闘はマジで難易度が高かったが、何回かやってたら勝てた。ポイントとしては「味方ユニットを密集させない」「範囲攻撃持ちのユニットは必死で倒す」「エルルゥの回復で味方を支え、数的優位を維持する」あたりが重要っぽかった。とくに1つ目の密集させないのが重要で、ユニットがある程度散開していると、そもそも範囲攻撃を撃ってこないこともある。できるだけ被弾を減らし、突出した敵を囲んでボコって数を減らすのが基本戦術のようだ。あとはまぁ、巻き戻しを活用したりして頑張る感じ。ムツミがあまりに暴れん坊なので、彼女をいかに素早く落とせるかが勝負っぽい。
はてブした記事
www3.nhk.or.jp衝撃的な事件。安倍元総理の暗殺事件が思い返される。
幸い、トランプ氏の命に別状はないようだ。血を流しながら腕を振り上げている写真が報道されているが、その姿はあまりにも英雄的である。この事件はおそらく、大統領選挙の趨勢を決してしまったのではないだろうか。
anond.hatelabo.jp怪談というより落語のような文体。読ませる文章なのだが、オチが弱いように感じたのでブコメで勝手にオチを付けた。本文よりも「書く福祉とはよく言ったものだ」と肯定的に捉えているブコメが怖かった。